アンチエイジング美容界では、湯上がり卵肌が女性の理想の肌だとよくいわれるのをご存じでしたか。
赤ちゃん肌という言い方もあります。
今どきは、美容整形外科や美容皮膚科で、しみやしわのないふっくらとした弾力ある生まれたての赤ちゃん肌状態を目指す施術メニューが次々と生まれています。
アンチエイジングに限らず、美容整形外科の施術メニューは、メスを使って切開する手術を伴うものと、そうでないものに大別されます。
切開を伴う施術は、メスを使わないものに比べて見た目の効果が大きくなりやすい一方で、ダウンタイムが長い等々、身体への負担も大きくなりがちです。二重まぶたにするための、切開法と埋没法の違いを例に挙げると解りやすいかもしれませんね。切開法だと、洋風のパッチリした目にしやすいのですが、1週間くらいはまぶたの腫れを覚悟しなくてはいけない場合もあります。
そんな切開を伴う美容外科の施術メニューを頼れば、アンチエイジングにも効果てきめんで、そんじょそこらの美容法では解決できないたるみであっても、フェイスリフトで一発解決することでしょう。この若返り効果を年齢で測定するなら、10では足りないに違いありません。頬やこめかみなどのフェイスラインに関わるたるみ除去を目指すフェイスリフトに限らず、リフト系の美容外科の施術メニューには、アゴ下のたるみやなんと首のたるみを除去するネックリフトまであります。
切らないフェイスリフトも最近になって開発されてきました。たるみ対策のテーピング術が一部で知られていますが、このテーピング箇所に類似の部分を、皮膚内部で溶ける特殊な極細糸を皮膚の下に入れ、部分的に引き締めることでフェイスラインを引き上げるという凄まじい方法です。持続時間は基本的に皮膚内の糸が溶けるまでということになります。
美容外科のアンチエイジング美容法の対象は、大きなたるみばかりではありません。女性のお肌の悩みには尽きることがなく、特に目の周辺は瞳の魅力の大小に直接関わるため、若いうちからせっせと二重まぶたにする施術の際に脂肪吸引をセットでするなどの方法によって、東洋人の上まぶたにありがちな脂肪等によるたるみは除去されていくのが今や普通になっています。
こんなふうに二重まぶた整形でまぶたの脂肪を同時に吸引することはあっても、目の下側のたるみは案外見過ごされがちです。しかし、アイバックリムーブ法などの美容外科の施術に頼れば、余分な脂肪等、たるみを除去するだけでなく、自身の血液から採った皮膚再生因子を注入したり、血小板を注入したりすることで、コラーゲンの増産によるしわのない肌を実現していくことが可能なのです。
目の下のたるみが気になるとはいえ、顔自体にメスを入れられたり切られたりしたくない、という方もおられるでしょう。
そんな方にも安心で、かつアンチエイジング効果抜群の切らないたるみ取りが存在します。
目の下の皮膚の裏側からアプローチする方法です。
傷跡が顔の見た目に関わる表の部分には残りません。
注射器で自身の脂肪等を採取し、遠心分離等の適切な処理を経て、下まぶたをふっくらハリをもたせるという方法なら、なおさら身体への負担が少なくてすみます。